今までに見たことがないような景色を撮影したい人の中には、ドローンによる空撮を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。最近ではドローンの価格も下がってきているので、誰でも簡単に入手でき人気が高まっています。空撮を楽しむためには、ドローンを選ぶポイントと注意点について把握しておくことが重要です。今回は、初めてドローンを撮影に使う上でドローンを選ぶポイントや空撮時の注意点について説明します。ドローンの空撮に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

 

1.ドローンを選ぶポイント

ここでは、空撮に使用するドローンを選ぶ3つのポイントについて説明します。

  • GPS機能の確認
  • 目的ごとのカメラ画質
  • ジンバル機能は必須

それぞれ説明します。

 

・GPS機能の確認

空撮にドローンを使用するのであれば、GPS機能が備わっているものを選びましょう。GPS機能が無ければ、機体位置を認識できずにマニュアル操作となるので、機体操作に集中しなければならなくなります。撮影のタイミングなどに集中するために、GPS機能搭載のドローンを選ぶことが重要です。

 

・目的ごとのカメラ画質

ドローンを選ぶ際には、撮影目的に合わせたカメラ画質を確認しておくことが重要です。撮影画像をテレビやパソコンモニターで楽しむだけであればフルHD、SNSなどのアップロードするのであればHD画質で十分です。カメラ画質によってドローンの価格は比例するので、用途に合ったカメラ画質を選ぶようにしましょう。

 

・ジンバル機能は必須

ドローン操作に慣れない内は機体を安定させるのが難しく揺れやすくなるので、ジンバル機能は必須だといえます。これはカメラのブレを軽減する機能であり、回転運動でカメラへの振動の影響を抑えてくれます。ジンバルの軸数が増えることで安定感が増すので、初心者はジンバルの軸数が多い機体を選ぶのがおすすめです。

 

2.ドローン空撮の注意点

ここでは、ドローン空撮時の3つの注意点について説明します。

  • 規制法の確認
  • 事前の天候確認
  • バッテリー切れ

それぞれ説明します。

 

・規制法の確認

空撮はどこでもできるわけではなく、航空法や小型無人機等飛行禁止法などで飛行可能エリアや使用制限に関する法律があるので注意しなければなりません。ドローンを飛行させる前には、これらの規制法に問題がないかどうかを確認するようにしましょう。

 

・事前の天候確認

場所によっては天候が変わりやすいこともあるため、事前に天候を確認しておくことが重要です。急な突風や荒天によりドローンが落下する危険性があるため、このような日には空撮は控えるようにしましょう。ドローンは風の影響を受けやすいので、天候が安定している日に空撮を楽しむようにしましょう。

 

・バッテリー切れ

ドローンは充電式のため、途中でバッテリーが切れるかもしれません。これにより落下の危険性が伴い、事故につながる可能性があります。バッテリーが切れないように、前日のうちに充電させておくことが重要です。念のために予備バッテリーを用意しておくこともおすすめします。

 

3.まとめ

空撮に使用するドローンを選ぶ際には、「GPS機能」「カメラ画質」「ジンバル機能」を確認しておくことが重要です。操作に慣れない内は、機体を安定させるだけでも大変なので撮影に集中できるようにする必要があります。トラブルにつながる可能性があるため、空撮前には飛行エリアの規制法を確認し、事前に天候も確認しておかなければなりません。また事故のリスクを軽減させるために、バッテリー切れにも注意しておきましょう。