ドローンは今では広い分野で活用されるようになりました。ビジネスシーンで活用する方法もあれば、プライベートで趣味の一環としてドローンを活用するケースも珍しくありません。そこでここではどのように活用されているのか、主だった事例について紹介していきます。

 

ビジネスシーンでの活用事例

個人レベルで簡単に操縦できるドローンはビジネスシーンで広く活用できるとして、注目を集めています。実際すでに幅広い業種で利用されています。

 

農業

日本国内では農業における利用シーンが広まっています。世界に先駆ける存在になっていて、年間200~300台ほどの売り上げを記録しているほどです。具体的には農薬散布や生育管理に使っていて、作業員の負担を軽減しています。

 

監視

セキュリティ会社では監視用ドローンを2015年から導入しています。敷地内に不審者が侵入した場合、レーザーセンサーでとらえて、対象に接近し顔や車両のナンバープレートを記録します。従来の監視カメラよりも自由自在に移動できるので、不審者の情報をより多く収集できます。

 

測量

建設業界でドローンの操縦のできる人材の求人が数多く出ています。これは測量作業をするためです。これまでのレーザーや航空機を使った測量と比較して、スピーディに作業完了します。しかもコストもかなり圧縮できるので需要が高まっています。今でも3Dデータ化するのに十分な情報を収集できるだけの能力があります。

 

趣味としてのドローンの活用法

ビジネスシーンで注目を集めがちなドローンですが、個人の趣味として利用する方法もあります。プライベートでどのような使い道があるのか、主だったものについてここでピックアップしてみました。

 

空撮

ドローンを個人で所有している人を見てみると、空撮を撮影したいからというケースが多いです。人間が登れない高度や危険な場所からの撮影も可能です。例えば花火大会でドローンを飛ばせば従来なら見上げた光景しか見られませんが、同じ高度もしくは見下ろす格好で花火鑑賞ができます。

 

レース

ドローンを使ったレースも世界中で開催されています。こちらに参加するために自前のドローンを保有している個人も少なくありません。世界大会の中には賞金総額100万ドルのものもあります。しかもその規模も年々増加しています。日本国内でも選考会などが精力的に開催されています。レースに参加して賞金稼ぎをするためにドローンを購入するのも一つの選択肢といえます。

 

まとめ

ドローンはビジネスでもプライベートでも、いろいろな使い方のあることはお分かりいただけたでしょうか?ドローンの性能も年々どんどん向上しています。特に商用ドローンを見てみると無人航空機と比較してもそん色ないスペックのものもあったり、プロ顔負けの撮影のできるカメラの搭載されたモデルが出てきたりしています。ビジネスでも趣味でもドローンを活用してみるのはいかがですか?