ドローンは今では広く普及しています。もしドローンが趣味であれば、それを実益に生かせるかもしれません。実はドローンに関する求人はいろいろと出ています。ここではどんな仕事があるのか、働くにあたって役立つ資格としてどのようなものがあるかについてまとめました。
1.ドローンを使った仕事とは?
いろいろな職種の募集が出ていますが、その中でもメジャーと言われているのが空撮です。ドローンを飛ばして、空からの映像を撮影する仕事です。自分で撮影して、その写真や動画を販売する手法もあれば、テレビや映画製作会社などの発注を受けて撮影する募集も見られます。
建設業界でドローンを扱える人の募集が時折出ています。具体的にはチェック業務担当です。建設現場の模様を撮影して、安全性が担保されていないか確認します。また建物に何らかの異常がないか、細部にわたって確認するためにも活用されます。
農業でもドローンは使われています。農業は人手不足の状態が続いているといわれ、ドローンで人材不足を補っています。例えば農薬散布です。とローンに農薬を積み込んで、これを飛ばすことで農作物にまく方法です。広範囲の田畑でもドローンであれば、効率的な農薬散布も可能です。
・気になる収入は?
ドローンを使った仕事に興味のある人は、どのくらい稼げるのかは見逃せないところでしょう。日本における求人情報を見てみると、だいたい350~550万円くらいの年収で募集をかけている案件が多いようです。ただしドローンはまだ登場して間もない、発展途上のマーケットといえます。需要も高いので、今後さらに待遇がよくなる可能性は十分です。海外では1000万円以上の年収で活躍している人もいるほどです。
2.採用に有利な資格について
ドローンを飛ばすにあたって、特定の資格を持つ必要はありません。しかし採用されやすくするために、関連する資格を取得しておくといいでしょう。まずは無人航空従事者です。俗に「ドローン検定」と呼ばれるものです。1~4級にランク分けされていて、より高いグレードの資格を持っているとより採用されやすくなるでしょう。こちらの試験ですがドローンの知識やスキルがあればいいという単純な話ではありません。航空力学や気象学など、幅広い知識が求められます。
・JUIDA
ドローンの操縦と安全運航管理者を養成するためのカリキュラムです。所定のプログラムを終了すると、操縦技能証明証もしくは安全運航管理者証明証が発行されます。ドローン専門のスクールの証明証なので、説得力も高いです。
3.まとめ
海外を見てみると、ドローンビジネスはどんどん拡大傾向にあります。日本ではさほどかもしれませんが、今後海外の影響を受ける可能性は大です。今はまだプロのドローン操縦士は多くないです。今のうちに上で紹介した資格を取得すれば、より大きなビジネスに携われるかもしれません。ドローンに興味を持っているのなら、そのスキルをビジネスの世界で生かしてみませんか?